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●ホットピックス
「モケイ」に関する様々なテーマについて詳しく掘り下げます。あなたの声をお聞かせ下さい
展示会レポートもあるよ。

No.12 コンドルは飛んでいく…どっか明後日の方向に_| ̄|○ 05.7月10日

 次に更新する時は今まで更新してこなかった理由を書こうと思ってましたがそれはまた今度にします。

 取りあえずナセルに話を進めますが、ここまで悩んでるのはこの形、単なる円柱と円錐の複合ではなくて、ゆるやかな楕円の組み合わせになっているという点なのです。当然、各断面の中心軸もずれてるし、側面形をみるとまったく非対称です。でも正面軸(機首から尾翼方向に延ばしたライン)に対しては当然のことながらどこまでも対称ね。つまり正確な回転形を作るのに最適な旋盤をもってしてもこのままではは挽けない形状なワケ。これが話をややこしくしてるのです。
 もちろん手許にある図面だって正確じゃないし、加工しやすい形にリライトしたところで誰にも判らないとは思うのですが、それを言っちゃア、じゃ別にグレンコのまんまで作ればええやん?て事になっちゃいますので当初の意図の通り、可能な限り資料に忠実に作ってみることにします。

 実は去年のうちにバルサと瞬着でそれらしい原型は作ってた。(大阪JMC会場でお見せした通り。)何度も作り直しただけあってもう、二度と同じものは作れないってぐらいに頑張った。
 でもね、それじゃいかんのね。先週ヨンケイさんと京都行ってそう思ったワケ。
 飛行機がインダストリアルデザインの産物である以上、そこに「二度と作れない」みたいな偶発的なものはないのです。図面通りに作れば10個でも100個でも同じものが出来なければ本当とは言えません。京都で先生に「作ってて、(原型の)右と左を同じにしてください、ちゅうチェックが入るのはやってて一番恥ずかしい事ですわ。流石にそんな事はないけどね。」と仰っていたのが印象的でした。なるほど説得力あるな、と。実際図面通りにノミ・カンナだけでバラバラに作ったパーツがラインやRに寸分の破綻を来すでなくピタリと組み上がるのを目の当たりにしてしまいましたもの。

 まぁ今の僕の技術力ではどうにもならんとは思うんだけど、意識しておくだけでももうね、ずいぶんおもろいんちゃうかと。もちろんレジンでの複製はとても興味があって早く憶えたいんだけど、寄り道序でにこんな感じで進めてみようと思います。とにかく今回はナセルの形状云々よりもプロペラ回転軸の縦方向に対して左右対象になっているってことが努力項目ね。



■手順(皮算用ともいう)
1)回転形に応じて、a〜dの4つのブロックに分割。「1面は絶えず正しい水平面を残しておこく事」の御金言に従い、あらかじめ図のような2枚の板をダボでつないでおく。
2)aを加工した後、ダボによって繋がっていたうち半分(a')を捨てる。
3)bを加工した後、ダボによって繋がっていたうち半分(b')を捨てる。
4)a、bをダボに従い再接合。最後はペーパーで整える。
5)c・dもこの応用で加工。ただし、cは楕円の曲率差が大きいのでさらに縦方向に分割するかも?
6)各断面のゲージを使ってしっかり形を整える。
以上。瀬戸大橋以来の大プロジェクトやな…(はなから自信ないので至急レジン材料の到着待つ。w)


No.11 高松ニッパーズ始動 05.1月29日

 高松の地に新模型クラブ誕生。その名も「高松ニッパーズ」。どうです?ストレートですがなかなかいい響きでしょ?あのパッチンパッチンする”Nipper”ですが「少年の」「やんちゃ坊主」みたいな意味もあるんですよ。模型好きオヤジにはなかなかピッタリなんでねえの?(笑)。実を言いますとは去年からロゴデザインやグッズを作ったりと準備を進めておったのですが、年も改まって、晴れてこの度のお披露目と相成りました。



 メンバーの中には飛行機好きを始め、カーモデルの一言居士、艦船模型の職人などスケールモデル全般にレンジを広げ(もちろんAFVも募集中だ!)、それぞれが楽しい雰囲気の中、互いに切磋琢磨しながらクオリティの高いものを送り出していきましょう、というのが本会の本懐。あまり難しい事は言わずに、誰かと比べてあーだこーだじゃなくて、自身が前作よりも成長したと言えるようなものをリリースしていきたいよなぁと話し合いました。
 今年の展示会?もちろんやりますよ。記念すべき第1回のテーマは飛行機部門が「イエローウイング」。自動車部門が「ニッパーズな車」。つまり男の子が好きそうな働く車やレーシングカーね。展示についても完成品を並べるだけじゃなく、コンセプトワークに根ざしたレイアウトや情報紹介といったプロデュース施策にも頑張っちゃうからね。それから将来的には模型を通して地元文化施設との教材製作といった連係や親子模型教室などの地域交流のお手伝いなんかができるといいなあ。
 近く、うちのサイトの常連でもあるsankakuさんが「高松ニッパーズ公式サイト」を作ってくれるので、例会の模様や各会員のプロフィール、製作の進捗などについてもご紹介できる予定です。
   二十四の瞳ならぬ「二十六のオヤジの瞳」で始りました高松ニッパーズをどうか皆様、末長く見守ってやって下さいませ。


No.10 コンドルは飛んで…いけるのか?大作戦 04.9月28日

 ちょっと前からグレンコのカーチスコンドルっちゅう、それはそれはたいそうアバンギャルドなキットを作っております。模型と銘打ちながら左右の長さが違ってたり、中心線がずれてたり、途中とろけてたりとファンキーなパーツ構成なのですが何より致命的なのは、このキット実機とまるで似てないの…。ショボーン━━(´・ω・`)━━
 細かい所は良しとして、機体そのものが持ってるイメージと言うか大きな部分がズってると言うのは困っちゃうんであります。笑いと怒りを噛み殺してキットを眺めて思いますに、スマートと言うか上品過ぎると言うか、魚の形に例えると和金みたいな印象。ところが実機のほうはめいっぱいエラが張っていて、とぼけたハコフグって感じなのですよ。ま、このへんのポイントを大事にしたいなと。  あとね、パテを盛りまくってシルエットを近付けるという手もあるのですが、これだと客室内つくれないでしょ?私の場合、飛行機の飛んでる姿が好きなので乗員乗客はマストなのです。これがもう一つのポイント。



 ここまで来るとプラ板でスクラッチした方がよっぽど近道だと思うんだけど、この前軽トラ作った時にプラ板だけでどこまでできるか選手権みたいなことをして遊んでたものだから今度は「何がなんでもプラ板使わず、キット修正の限界に挑戦大運動会」みたいな方向で行ってみたいんですヨ。主翼も胴体もスクラッチした方がよっぽど早いはずなんだけど「オレはグレンコのキットをここまでコギレイに作ったんじゃ」という所こそがミソなのです。これが今回最大のポイントなワケね。松島菜々子のクローンを作るのではなく、山田花子を松島菜々子にするのがオモロイのでそこんとこヨロシコ。  言葉で説明するとややこしいので今後の手順を図に描いてみました。これがまた大変…。




9話 ライデニングのカラーリングをWEBプレゼンしてみる 04.4月18日

ライデニングのカラーデザインを作ってみました。まだプロペラブレードはどんな形にするのか、とかエグゾーストの取り回しやらブロアー(スーパーチャージャーですね)のレイアウト位置なんか決まってないのですが取りあえず、こんなかんじで。ハッキリさせておきたいのはサメとコルベットと雷電の雰囲気をいかにしてまとめて行くかという点。これええんちゃう?とかこれはないやろ?とかいろいろご意見、ご感想なんかいただけると嬉しいです。
あー、余談ながらこういう絵は専門外なのでマスモの最後のページを見様見真似で描きましたがまあまあ上手い事描けたと思いません。←また自慢してる。




Nassou Blue
ナッソーブルーと言うのは本来フロリダ辺りだったかの海の名前なんですが、私の愛車である65年型コルベットの純正色の名前だったりします。もともとコルベットと言うのはスティングレイ(赤エイ)とかメイコシャーク(青ザメ)がモチーフなのでブルーが似合うのです。全身にナッソーブルーに纏い、雷電譲りの防眩塗装にはお決まりの艶消し黒、ではなくてレーサーぽくカーボン素材を。雷電とコルベットの混血らしく、ライデニングボルトよろしくライデニングベットのレターとムスタングイーターのサブコピー。ボディサイドの稲妻は…採用するかどうか思案中。



Hot Rod
シボレーのハイパフォーマンスエンジンでリノのエア・レースにエントリーと言うコンセプトに基づき、よりレーシーでホットロッドなカラーバリエーション。サイドアウトレットに大書されたフレアラインに、NHRAでお馴染みのイクイップメントスポンサーのステッカーチューン。エントリーの69は前回P-47からのラッキーナンバー。関連サイト→http://www.nhra.com/



Cobra Blue
本来はマニア垂涎のコルベットGS(グランスポーツ)ベースのカラーリング。アンチフォードの機体だからコブラってのもどうかと思ったんだけど人気があるので。コブラブルーでいいです。(確かGMではジュエリーブルーでしたっけ?弱そうな名前や。)GSやカマロに倣って真ん中に太い白のストライプ。但し、レーサー機にしては迫力不足なので赤のトリムラインを追加。どことなくロスマンズカラーのような…(ToT)。関連サイト→http://m2reviews.cnsi.net/reviews/cars/stewartgs.htm



Mako Shark
メイコシャークとはC2からC3へ移項する際のプロトタイプコルベットの名称で青ザメの意。今も現存するメイコシャークのカラーデザインをそのまま踏襲し、下面はシルバー上面はマリナーブルーとし、境界部は波状のボカシライン。P-40さながらのシャークティースを奢る。もちろんボディサイドには「ムスタングイーター」の文字。リノで幅を利かせているP-51ベースの荒馬レーサーの背後から音もなく近づきガブリと噛みつく。関連サイト→http://www.modelcarworld.biz/Content/Nachrichten0700/Nachrichten784.html



Raijin
もっとも雷電色の強い塗装案。(まんまです)まんま濃緑色では面白くないので67年コルベットの純正色グッドウッドグリーン×シルバーにサイドの雷マーク。パイロットは「ジョン・赤松・ベルーシ」に決定。ジャパネスクデザインの演出として垂直尾翼には俵屋宗達の雷神をペイント。浮世絵風の雷電為右衛門でもいいかな。関連サイト→http://www1.megaegg.ne.jp/~summy/ http://www.bekkoame.ne.jp/ro/gi11496/08/8a-001.htmlgallery/fuujin.html






5話 徳島であわわ、TMC展示会レポート 03.9月7日

金ちゃんラーメンとボンカレーの聖地、お隣徳島県へ行ってきました。昨年はコルベットの幌外してグォラゴキ〜ンとかっ飛ばして行きましたが、今年はそんな事して同乗の翔バナイカイの河井さん(仮名)の身になんぞあってはイカンので、もいっちょの車でエレガントに(昨年比)参りました。
最終日という事もあり会場は不良オヤジやら親子連れで大賑わい。みなさん手のかかる旧いエアフィックス、フロッグやホークなど上手にこさえておられました。お昼は食事しながらここでも模型談議。その後会場に戻って富山のみやちゃnさん、阿波勉強堂さん達の座に加えて頂きましたが、ここでは何故か模型の話なんかこれっぽっちも出ず、僕の昼食がカレーだった事を知ってか知らずか、お二人とも肥え溜めとンコについてアツク激論を交わしておられ、さながらスネークマンショーのようでした。
一部ですがダッズ的に思わず唸った作品のを掲載させて頂きます。米機が圧倒的に占めてんのはこらえてネ。
追伸:河井さんへ。実は帰りのさぬき津田あたりからガス欠の警告灯が鳴っていてヒヤヒヤだった事をここで白状しておきます。(マナーの悪いCベンツを抜き返さなかったのはそう言う事なのでした。)5.7リッターのクセに以外と燃費いいぞ〜LT-1。


(左)これが高松の新名所サンポート高松や!。うちらの所得税もここに活かされておるのか…。バックは万景峰号ではないよ。
(中)今年のお題は「憧れだった舶来キットを作ろう」。皆さん、つわものキットを上手に作っておられました。
(右)このカラーリング、たまりまへんなぁ〜グッヒッヒ。ウイリアム兄弟のマーチンB-10。

(左)クワッ!マリナーとシーマスター。「いくらシーマスター?」何べんも言うなや、はよマリナー作らんかい!スンマセン。
(中)サボイヤマルケッティS55。なんてかっこええんザンショ。完成の陰には筆舌に尽くせない苦労があったに違い無いと察す。
(右)モノグラムのP-40フライングタイガーズは現在M5。


(左)国産キットのなかから久保さんのスイートの1/144。ピンがあわなくてすみません。
(中)スケビ海鷲陸鷲でもお馴染み斎藤さんのハセガワのF6F。相変わらず塗装が決まっておりますな。
(右)モデグラ今月号に掲載されている水間君の九七艦攻。デビューおめでとね。


(左)パイロのアブロトライプレーン。しばし凝視。
(中)これも凄かった。エンジン模型。技術室にこんなんあったね。思い入れを綴ったコメントにも心打たれました。
(右)Pちゃん。かわいいね。このカラーリングでケイデット塗ろうかな?


(左)富山は宮原さんの荒馬。ほかにもデカもんキットをたくさん見せていただきました。
(中)ウイリアム兄弟のC-46。完成しただけでも誉めて下さいねって書いてました。もちろんですとも。
(右)サザンクロスはフロッグのキット。これも味わい深いね。ピカピカでした。


(左)このブルーを是非ナマで見たかったんです!。脳内に描いていた通り、フランス人が好むようなきれいな青でした。
(中)男は黙って零戦じゃい!これもスケビの作例から。上品ですね〜。
(右)どうです?このこだわりの凹みリベット。各ラインの交点もばっちり合ってます。カメラのピンが追い付かず…すみません。

(左)エアフィックスのハンドレページ42。これもかっこいいね。ジョンさん作りたいんでしょ?
(中)すんません、不勉強で機体名知りません。この紋様に思わずシャッター押しちゃいました。
(右)んで、これがそのアップ。筆描きです。最初と最後で大きさが変わらないのでしょうか…?

(3点共)マスモ見ながら作ってると言う1/35スクラッチの途中経過。胸打たれました。そらプラ材無くなるわな。


No.4 静岡HS、駆け足で見てある記 03.5月21日

1 駆け足で見て歩きってのもおかしなタイトルだけどそれくらい落ち着きがなかったのよ、なんせ初めてだもの。コニーのアンテナつけるや否や脱兎のごとく徳島ヘ。道中、寝させてもらえばいいものを興奮さめやらぬまま、まんじりともせず、辿りつた浜名湖ICにはすでに長距離トラッカーに混じってネットで見なれたおっちゃんの一団が。いきなり背後からヒザカックンされ振返るとだじゃれん坊氏がイッヒッヒーだって。やられたぁ。朝6時半頃ツインメッセ到着、搬入ですが自分の所属クラブがない僕はフェイコン、100年祭、徳島MC、石川RRのそれぞれのブースで設営。主催者側の試練によりその4つのブースがほぼ対角線上にあったもんだからいきなりマイマイコの無酸素運動。このチョコマカ癖が最後まで抜けなんだなぁ。
2 最初にお話させていただいた方がいきなりすごいよ。田宮俊作社長。ヒエ〜。たくさんお話聞かせていただいたのですが、以下ムッフッフ。(性悪)途中会場の方にサインをされていたので僕もP-47の主翼にサイン書いてもらおうと思ったんだけど、ヌードの作例なんぞ見せられんので諦めました。(涙)あとね体を壊さんようにとお声を掛けていただきました。スススミマセン…。そうこうするうちにHJ誌のO越さんが僕のP-47を指して撮影していたのでつらつらお話など。(撮ってくれるのは有り難いけどこれM-catsに掲載してまっせ。)最後にこちらも写真撮らせてと頼んだらスタッフの人に断られました。バツ悪かったなー言うんじゃなかった。(いいすよ、HJ読んだ事ないし。)スタイルは…抜群でした。
3 落ち着いたのでとくちゃん氏に誘われタミヤ本社へ。外へ出るといきなりSARSに関する看板が。なんとも今年らしい…。この時はシャトルバスを待って行きましたが、歩いても数キロなので以降は徒歩で行きました。モデラーの皆さん、健康の為にもバスは家族連れに譲りましょう。
 タミヤ本社は玄関から階段を上がって2回が受付。丁度西部警察っぽい感じ。工場やら、製作現場やらとにかく紹介したいトピックスがたくさんあったのですが、そういうところに限って撮影不可でして、何とかしてよ。公判風景みたいにイラスト描けんがな。販売会場では、M-catsやモデルアートがいっぱい!しかも数人の子供しゃんが僕の表紙号を買ってくれとる!君らええ子じゃのう。ここでセールにはないプロペラアクション用のマイクロモーターを無理言って購入、ジオラマ作例の時に助かります。ちなみに昼食はしなびたポテトのみ。いっぱい食べると寝ちゃうでしょ、今まで徹夜漬けだったんだから。



4 戻って、ようやく各ブース見学に。方々探したけどどこまで行ってもラジコンメーカーばっかりで、タミヤもハセガワのブースも見当たらない、派手だけど正直こんなもんかと思いました。…ら、別館といってもう一つ大きな建物の中にプラモデルメーカーのブースがあったのね。素人をオチョクルんじゃない!兼行法師の徒然草じゃないよ、帰る所だったぞ。入り口にはハセガワのブースがあって、大盛況のジャンクパーツ市。群がるオッさんの汗臭さ爆発!奥様連中のバーゲン風景を笑えません。僕もキットではまず買わんようなジェット機のジャンクをいくつか買いました。ランナー5、6枚買って400円ナリ。いろいろコレだけ宝の山を見るともうお腹いっぱいで、かえって購買意欲なくすね。この日はあと洋書を買っただけ。タミヤのブースも大盛況でしたけど、本社じゃ3割引きでもっと安く買えたんよ。
 タミヤの横にね、スィートさんのブースがあって、杉田さんが可愛がって下さいまして144計画の火に油を注いでくれました。メラメラメラ〜。
5 とりあえず、とくちゃん氏に引っ付いて旅館の場所を教えてもらい、帰って来たら、懇親会始まっとるやないの。去年の大阪空モデルの懇親会の時は減量中で水しか飲めなんだからな−。ようけ喰うちゃる、と思ってたのに、MC誌の長谷川編集長とハセガワのY本部長とひとしきりバカ話しして後ろ振返ったら、なんちゃあらへんがな。だーくそ。
 夕食は神戸の翔バナイカイさんに誘っていただいて、テキサス君と長谷川編集長と居酒屋さんに。関西特有のノリに付いていけませんでした。オヨヨ。ヨンケイ氏なんかもう、誰か止めてあげて。僕はというとずうっとミカン水すすってました。
6 静岡駅で長谷川編集長とテキサス君と別れ、帰って来た時は10時でした。P-47作例、ライト、コニーと3カ月にわたる徹夜三昧。この日ようやく3カ月ぶりに布団で寝る事が出来ました。おやすみなさい。

7 朝6時半に起きる、起こされる。野球休んだのにいつもの日曜と変わらんじゃないの。1時間程ぼ〜っとして朝飯食って、8時半会場入り。初日は何も出来なかったのでデジカメのバッテリーが切れるまで製作の糧にみなさんの作品の写真を撮りまくる。途中、中学生かなあ〜「あ、ダッズや!」いうて指さされる。人を指差すな!他にも会場でMC誌、ホムペ見てますよって声かけていただく。有り難い事です。もっと内容充実せねばイカンですな…頑張りマスです。あと感心したのはUSタミヤコンの外人さんとタメで喋っとったテキサス君。さすがは留学生。かっこええぞ!テキサス君!
8 お隣のダックテイルさんのアメ車の模型があんまりきれいなもんだから、またしてもカーモデラー復帰の虫が疼き出す。今使ってるコンプレッサーではエア圧が弱くてグロス吹きが出来ないのでタミヤ本社にトコトコ出掛けて行ってコンプレッサーとHGブラシのセット買っちゃいました。前日のデモ見て悩んでたんだけどね。結局、今回の静岡ではこれがほとんど唯一の買い物でした。3割引きとはいえ、さすがに「女房に買うてもええか?」って電話してしまいました、小心者。その後、製作室に立ち寄って製作担当の方と締切り日のあるモデリングの話に花が咲きました。ヨンパチの戦闘機なら普通2日半で作るんですって、脱帽。
9 昼からはフェイク・コンブース前にていろんな方と模型談義。余談ですけど、ワタシこの年まで自分の名刺って持った事なかったのね。お弟子時代にデザイナーは名刺持っちゃイカンと師匠に言われてたもんで。去年の反省から100枚近く刷ってきたので、ここで積極的にご挨拶。16面付けで作ったので結構いろいろなバリエーションがあったんですよ。知ってた?
10 中埜氏きたる。個人的にお会いしたかったので感激です。もう心残りないので会場を離れ、女房、子供へのお土産を買いに出かける。んで、また嵐のような撤収を経て帰途へ。帰りのICでもダッズさん、ダッズさんと声かけていただいたのですが知らん人が聞いたらハーフかいッ!って思われたりしないかとちょっと照れてた私です。11時半には徳島着、ここでソフトの祝勝会に合流するため12時に高松ICを降り、帰宅する事なく、居酒屋へ。で、帰ってくるなり浜名湖うなぎパワー全開で・目がさめたら朝でした。皆様、お疲れ様でした。また来年もお会いしましょう。

No.3 ガネットさんは、宝の山ダネッ、と。 03.4月7日

うちのカカァが何やら徳島に用があるってんで、渡りに船とばかり足をのばして兵庫県西宮市のガネットさんまで行ってきました。といっても方向が同じってだけで鳴門、淡路島、神戸を超えねばならんわけですが。ウチのビュイック、昨夏の空モデル大展示会以来サイドパネルとバックミラーが落っこちたまんま。部品こないね、と細かいことは気にしないアメ車乗り。(これが後に命取りに。)(バックは渦潮で有名な鳴門。写っているのは昔の彼女、っていうか現カカァね。)あとは一気に神戸を抜けて、西宮へ。夙川公園の桜には目もくれず着いた先がAIRモデラーの駆け込み寺的存在、ホビーショップガネットさん。



南欧風のお洒落な佇まい。パッと見模型屋さんとは思えません。各種キットやパーツはもちろん、こんなん探しよったんやがー!ちゅうお助けグッズがゴッチャリあります。店主のO木さんはとても面倒見の良い方でいつもニコニコ、わからない所はなんでも教えてくれるし、もの欲しそーな目で眺めておりますと絶妙のタイミングで「お安くしときますよ」ってそっと声をかけてくれるし、ワタシャ模型の神様には会ったことがありませんけど、ひょっとしたらこの人は模型の菩薩さんなのかも知れんなと思うとるほどです。今回も頭痛のタネのコニー嬢を持参でいっぱい質問してきました。まさにダッズ・モケイ的な人にとって心強い味方なのです。(ガネットさんの店内。なお奥様の笑顔は料金に含まれます。)
今回の収穫はソリッドカラーにガネットオリジナルペーパー(便利)、とりさんのサイトであらかじめチェックしておいたマイクロセット等など。(えー、見つけたことに心奪われ使い方聞くの忘れました。)キットではひさしぶりの車キット、57年式のトライシェビー。箱はタミヤのRCシャーマンくらいでかいッス。 人生、禍福はあざなえる縄のごとし。嫁が「はよ帰ってこい!」なんて急かすもんだからよー、ガネットさんの帰りだけにお巡りさんがねっ、と…。アジャパー38キロオーバー、罰金35000円なり。ゴールド免許の夢潰える。う〜む、バックミラーは必要。(パトカーの中でも「今どこ?」「どの辺?」ってもう…。だからパトカーの中なの!) あわてて鳴門に戻ったら一足違い。「これ以上待てません。JRで帰ります。」だってさ。それならゆっくり東急ハンズ寄って帰りゃよかったよ、もう…。以上、讃岐男に阿波女のバカ夫婦でした。

No.2 航空100年祭記念イベント用マーク 03.4月2日

前後しますが、静岡ホビーショーで同時開催される「航空100年祭」のシンボルマークを作らせていただきました。恥ずかしながらホビーショーって存在すら知りませんでした。車でいえば東京モーターショーなのか?とにかく模型の祭典ね。(ちなみにJMCてのも最近まで知りませんでした。)ホストを努める石川ロックリバーの徳井さんから簡単なオリエンを受け、全く違う方向から2案プレゼンさせていただいたのですが、どちらも使っていただけるとの事でした。人類初の飛行機ライトフライヤーと最新のB-2をあしらっております。会場では模型に目が離せないでしょうけど、ひそかにこんなマークがある筈ですよ。きっと。




No.1 いきなり訪問!モデルアート社 03.4月1日

平均3時間の睡眠時間を2時間に切り詰め、コニーの製作に追われる父の姿を知ってか知らずか、娘にせがまれ東京ディズニーリゾートへ。クライアントには取材と撮影と偽りタクシー待たせたままギリギリまで上半角の調整を済ませいざ出発。
ディズニーシーではお約束の「迷う、はぐれる、アトラクション見られず」で、夫婦喧嘩するわ子供は泣き出すわでもう限界!2日目は朝から「時間が余りそうやなー」と伏線を張り、パレード見終わるや否や、「モデルアートさんに挨拶してくるわ。」と言いくるめ見事脱出!8時のパレードまでに帰らないとまた喧嘩になりそうなので走れメロスよろしく道中オールダッシュで京葉線、地下鉄東西線を乗り継ぎ飯田橋で下車。飯田橋からは歩こうが走ろうがすぐなのでここで息を整え無事到着。ばんらいビルっちゅう建物の6階がモデルアート編集部、7階がM-キャッツ編集部となっております。



K編集長、 T副編集長、I氏、そしてM-キャッツの長谷川編集長が温かく迎えて下さいました。(写真上。右端チラッがM-キャッツの長谷川編集長。どこの雑誌社も同じね、とミョーに納得。)ちょうどM-キャッツの入稿日で、色校も見せていただきました。こ、これは…!(詳しくは本屋さんで。こうてな。)夕暮れの中、脇の打ち合わせスペースで歓談すること40分ほど。やはり直接顔を見て意見交換をすると言うのは仕事をする上で大切なことでして電話だけでは難しい微妙なニュアンスを感じることができるってもんです。お話の中でも「あ、なるほどね」と膝を打つ話、おまけに励ましのお言葉までかけていただきました。
初校の色校をお土産に、帰りの車内で、「入稿日が今日で配本がこの日っていうと(日数はナイショ)…エ?こんだけの日数で印刷しちゃうの?高松じゃ絶対出来んなー」とか、「恐るべしサンニチ印刷。たまに切り抜き甘い所もあるけどこの時間ならしゃーないか、」なんて業界人にかえってあれこれ考え事してたら見事に乗り過ごして降りちゃいまして(似たような駅名が多い!)ひと駅分猛ダッシュ!なんとかエレクトリカルパレードに間に合いましたとさ。
クライアント各位。HP企画として編集部の様子を撮影して帰ってきましたのでまんざらウソじゃないですからね。
さあ、4日分の遅れを取り戻すぞ!って思ったのも束の間。来週は、結婚式のため女房を徳島県まで送っていかねばならず、次回はこれを口実にガネットさんに行くつもりです。レポートお楽しみに、って毎回手口が同じよのぅ。






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